第47回定期演奏会～磯部先生インタビュー～

先生、今回もどうぞご指導のほどよろしくお願いします。またまた手ごわい曲目揃いましたが・・・「曲が決まりました」とご案内した時の先生のご感想をお聞かせください。

コンサートにおけるプログラミングは、いわば料理の献立みたいなもの、コンサートとはひとつのコース料理のような作品なのです。献立みたいなものですから、いわば定食のような定番メニューもあ ります。オーケストラのコンサートは「序曲＋協奏曲＋交響曲」が基本形、今回のプログラムは「序曲＋協奏曲」の部分を、ふたつの「管弦楽曲」に置き換えた形になります。また、料理に「和食」「フランス料理」「中華」などのジャンルがあるように、音楽にも国籍あるいは地域色みたいなものがあります。「ドイツ・オーストリア 音楽」「フランス音楽」「ロシア音楽」「北欧音楽」などがそれで、これらの地域カラーをほどよくブレンドした「アラカルト」ものや音楽史の時代区分に即した「ピリオド」ものなんかもあります。というわけで、今回のコンサートはさしずめ「チェコ音楽」ということになるでしょう。

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